婚姻届けと居住許可証の申請① in バルセロナ
私も永住権を取得する際に色々な方のブログを参考にさせて頂いたので、バルセロナで結婚を申請する際にお役に立てればと思います!
これは2018年4月現在の話で、その時その時でまた変わるかもしれないので、バルセロナにあるRegistro Civilというところまで直接確認に行くことをおすすめします。しかも口頭でなく、必要な書類が書かれた紙を貰ってくるともっと確実になると思います。
私も彼に彼の必要書類と私の必要書類を確認に行ってもらいました。
市によって必要な書類が少しずつ違ってくるので、ちゃんと確認しとくようにします。
①まず、日本で用意するもの
・戸籍抄本 1枚
・住民票 1枚
・独身証明書 1枚
これは全部、本籍のある役所で申請可能です
3か月の有効期限があるので、出国する日に合わせてとること(私は出国1か月前に取りました)
私は独身証明書を在バルセロナ日本領事館で申請したんですが、領事館の窓口の方に「領事館の独身証明書じゃダメだって言われるかもしれないんですけど大丈夫ですか?」と言われたので、一緒に来てくれた彼に調べてもらったところ、彼はRegistro Civilのホームページ見て大丈夫って言ったので「大丈夫です!」と発行してもらいました
ところがどっこい、書類を全部揃えてRegistro Civilに行ったら、担当のおばさんに「この独身証明書じゃ通らないかもしれない」と言われてしまったんです
えええええ出直しかよーとショックを受けていたら、そのおばさんが「この独身証明書をここに送って正式な許可をもらって。多分10日ぐらいで返ってくると思う」と、住所と送るときにつけるメッセージをプリントしてくれました
ちょうどイースター復活祭の休暇にかぶってしまいましたが、約10日ぐらいで無事に届いてよかったよかった。でも紙はちょっとぐちゃぐちゃしてたけど
②その三枚の書類を揃えたら、まず、3枚ともスキャンしてパソコンに書類データを取り込みます
何故かというと、翻訳をお願いするからです
アポスティーユを取ってしまうと、戸籍抄本の上に小さい紙を張り付けられてしまって、スキャンしずらくなるので、アポスティーユ申請する前にスキャンしてしまいます
③次にこの3枚の書類のアポスティーユを取ります
アポスティーユの取り方は外務省のホームページに詳しく載っているのでそちらを参考にするといいと思います(証明 | 外務省)
ちなみに私は東京からも大阪からも遠いところに住んでいたのでアポスティーユ申請も受け取りも全部郵送で、しかも父にしてもらいました
④この3枚を翻訳してもらいます
翻訳方法は3つぐらいあります
・自分でする
・スペイン語できる人にしてもらう/依頼する
・スペイン政府公認翻訳士にしてもらう
自分でする場合とスペイン語できる人に依頼する場合は、翻訳してもらったものに証明書をつける必要があります
翻訳証明は、在バルセロナ領事館(1枚35ユーロ)や在日本スペイン大使館でできる、と思います
私は公認翻訳士の方に翻訳して頂きました
彼がRegistro Civilかどっかのホームページに載っていたのを見つけて、私が翻訳士の方にメールを送りました
その時はその方がちょうど忙しかったらしく、「3日かかります」と返信が来ました
逆に忙しくなかったら何日で終わるんだってぐらいすぐ終わるんだなーと思いながら、渡航日まで2週間くらい時間があったので、この日に取りに行きまーすと伝えて手続き完了
受け取りは郵送か直接かで選べました
郵送にすると郵送代を請求されるのと、ちょうど彼が暮らしてるアパートに近かったので、直接事務所まで行って受け取りました、支払いもその時に済ませます
あと、翻訳を依頼する時に、戸籍抄本や住民票にのってる住所の英訳を一緒に送るといいと思います
あと翻訳されたものをちゃんと確認すること(名前が間違ってないか、とか、住所が間違ってないか、とか)
私はちゃんと確認しなかったので、名前のスペルを間違えたままRegistro Civilに持って行ってしまい、担当のおばさんに「パスポートの名前と違うと通らないかもしれない」と言われ、公認翻訳士さんの事務所まで行き、直してもらいました
住所は、私の実家の番地が、カタカナが付くもので(例えば、イー2とか)、更にカタカナのロだったので、漢字の口と間違えられてました
ここまでが日本でやっておくといいことです
スペインに到着したら、時差ボケと戦いながら、まず在バルセロナ領事館に行き、在留届を出します
そして翻訳できたものを取りに行き、彼と一緒にRegistro Civilにゴー!
Registro Civilに行く時に必要なものは
・戸籍抄本(アポスティーユ付き)
・翻訳された戸籍抄本
・住民票(アポスティーユ付き)
・翻訳された住民票
・独身証明書(アポスティーユ付き)
・翻訳された独身証明書
・パスポートのコピー
です
彼は彼で必要な書類を準備しました
行ったら、担当の方が、書類がちゃんと揃ってるかチェックします
ちゃんと揃ってたら、そのまま担当のおばちゃんと面接(インタビュー)の日にちを決めます
これは、偽装結婚をしてスペインの永住権を取得しようとたくらむ人がいるので、その為らしいです
バルセロナは人口が多いので、インタビューの日もかなりあとになってしまいました
私がRegistro Civilに彼と一緒に行ったのが、4月9日かそのぐらいでした
インタビューの日を決めるときに、担当のおばさんが、スケジュール帳をパラパラめくりながら、「6月7月に空きがなかったら9月になるわね~」と言われて戦慄
無事7月に空きがあったので、インタビューを7月にすることに
時間も指定されます
インタビューが決まったら、担当のおばさんから何か紙をもらいます。さらーっと見たところ、インタビューの日にちや、どういう感じでやるかの説明が書いてあるような気がします
旦那が言うには、インタビューがキャンセルになったカップルがいれば、早まるかもしれないとのこと
7月まではまだまだ時間があるので、とりあえず私はスペイン語を勉強しに学校へ!